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ボタンインコの性格や種類、鳴き声、飼い方について

ボタンインコは人になれやすく、ペットとして飼いやすい種類と言われています。

その正確はとても愛情深いため、飼い主にベッタリと甘えてくることが多いようです。

また、愛情の深さからヤキモチを焼いてしまう可愛い一面も持っているようです。

そんなボタンインコについて調べてみました。


ボタンインコってどんな鳥!?

ボタンインコ 鳥

ボタンインコ(牡丹鸚哥)とはオウム目インコ科ボタンインコ属の鳥とされています。

一般的に雄の方が雌よりクチバシが大きいと言われているのですが、個体差があるため、オスとメスの判別は難しいようです。

ずんぐりとした丸い体をしており、目の周りに裸眼輪(らがんりん)と呼ばれる白い輪の模様が特徴的とされています。

ボタンインコの大きさ・重さ・特徴

体長は13センチ前後、体重は50グラム程度なので、手乗りサイズと言えるでしょう。

ボタンインコの寿命

寿命は10年から15年程度と言われています。

ボタンインコの値段

個体差もあるようですが、小型の鳥であるため、8千円程度で他の鳥と比べて安価に購入できるようです。

ボタンインコの種類

ボタンインコの種類には、キエリクロボタンインコ、ルリゴシボタンインコ、クロボタンインコなどがいるようです。

しかし、ボタンインコは雑種化が進んでおり、純粋な原種は数を減らしてしまっていると言われています。

ボタンインコの性格

ボタンインコ 性格

ボタンインコはとても愛情深く優しい性格だと言われています。

1羽飼いであれば、飼い主に、ペアで相性がよければペア同士で愛情を注ぐと言われています。

愛情深い

ラブバードと呼ばれるほど愛情深く、つがいの中は非常に良いとされています。

相性が良いと飼い主には甘えなくなる為、ペットとして買う場合は注意が必要と言えるでしょう。

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独占欲が強い

ボタンインコはその愛情の深さゆえか、独占欲がとても強く、飼い主とのコミュニケーションが足りないと感じると、ヤキモチを焼いて、大声で鳴いたり、家具などをかじる行為をすることもあるようです。

縄張り意識が強い

優しい性格ではありますが、縄張り意識が強いため、巣箱やケージなどに手を出すと、突然近づいてきて噛みつくこともあるようです。

神経質

神経質な一面も持っており、ストレスを感じると毛引症と呼ばれる自分の毛を必要以上に抜いてしまうことがあるようです。

紙切りが得意

ボタンインコは自分の寝床を作るために、紙を上手に切り取る行動が得意だとされています。

>>「ワカケホンセイインコ」の値段や性格、寿命についてはこちら♪

ワカケホンセイインコが野生化!?値段や性格・寿命についてワカケホンセイインコ

ボタンインコの鳴き声

ボタンインコの鳴き声は、声量が大きく、甲高いとされ、マンションやアパートなど、集合住宅で飼育する場合には注意が必要だと言えるでしょう。

ボタンインコは「ピリリリ」と鳴くことが多く、飼い主を呼ぶときにもこの声を出すようです。

また、機嫌の良し悪しによっても鳴き声が違うとされ、機嫌が良い時は「ブゥ」「グゥ」、機嫌が悪い時は「ギャギャ」「ギュル」「グエッ」などと鳴くようです。

インコの種類ではありますが、人の声真似をすることは苦手とされています。

鳴き声の種類・意味

コミュニケーションに利用する地鳴きと、繁殖期に出すさえずりがあるとされています。

ボタンインコは地鳴きとさえずり共に、ピリリリと鳴くことが多いようです。

ボタンインコの飼い方

ボタンインコ 飼い方

ボタンインコはアフリカの暖かい場所が生息地の鳥なので、日本では寒さに気を付けてあげる必要があるでしょう。

ボタンインコの飼育に必要な物

鳥かご(ケージ)、エサ入れ、止まり木、鳥かごカバー、そしてエサが最低限必要な物だと言われています。

ボタンインコは噛むチカラがとても強いと言われているため、ケージは固い物を選ぶと良いでしょう。

飼育環境や温度

日本の気候はボタンインコにとって少し寒いようです。

飼育するには「ペットヒーター」と呼ばれる、ペット専用の暖房機を用意すると良いでしょう。

特にヒナから育てる場合、寒さに非常に弱いので、飼育環境の温度には注意するようにしましょう。

ボタンインコの餌

ボタンインコの主食は、シードと呼ばれる穀物類を主原料とした物、または、ペレットと呼ばれる乾燥栄養食が良いと言われています。

栄養価だけを考えるとペレットが優秀とされているため、迷ったらペレットを選択すると良いでしょう。

エサの好みは個体差もあるため、食べる量を確認しながらどちらかを選んでも良いでしょう。

日光浴をさせる

インコにとって日光浴は非常に大切な行為だと言われています。

カルシウムの吸収に必要なビタミンDを生成するには日光を浴びる必要があるとされています。

日光浴の時間は1日10分程度、ガラス越しではあまり意味がないと言われているため、網戸越しなど外敵から身を守る状況で、また、日陰など休める環境も用意してから日光浴をさせると良いでしょう。

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ボタンインコの飼育の注意点

ボタンインコ 飼育 注意点

ボタンインコは小ぶりな体格ですが、噛むチカラがとても強いとされています。

穏やかな性格なので滅多なことでは強く噛むことは無いと言われていますが、ストレスが溜まっている時などは家具などに噛みつくことがあるため、なるべくストレスを与えないようにしたり、周りに電気コードなど、噛まれたら困るような物を近くに置かないようにすると良いでしょう。

多頭飼いに気をつける

ボタンインコは多頭飼いには向いていないとされています。

相性が合えばとても愛情深く接するとされていますが、相性が悪いと執拗に攻撃を加えてしまうこともあると言われており、多頭飼いをするには十分に注意する必要があるようです。

湿度を高めに保つ

アフリカ原産の鳥であるため、寒さにとても弱い鳥だとされています。

飼育環境はなるべく高い気温を保つように心がけると良いでしょう。

寒い環境が続くとストレスで弱ってしまう恐れがあるようです。

1日1時間放鳥する

ボタンインコのストレス解消には放鳥による適度な運動が一番適していると言われています。

1日に1時間を目安に鳥かごから出してあげると良いでしょう。

この時、あまり長い時間放鳥してしまうと、鳥かごに戻ることを嫌がることもあるため、1時間を超えての放鳥はお勧めできません。

>>「オキナインコ」の性格や寿命、価格、飼い方についてはこちら♪

オキナインコの性格や寿命・価格・飼い方について

まとめ

ボタンインコまとめ

ペットとして人気のあるボタンインコについて調べてみました。

今回の記事をまとめると、

☑ボタンインコは手乗りサイズ

☑寿命は10年から15年程度

☑値段は比較的安価である

☑性格は穏やかで愛情深い

☑その一方で独占的で縄張り意識が強い

☑声が大きく甲高い

☑飼育環境は暖かいほうが良い

☑日光浴がとても大事

☑噛むチカラがとても強い

と、いうことがわかりました。

ポイントさえ押さえれば、人懐っこく、初心者でも飼いやすい種類のインコと言われているボタンインコは、とてもカラフルは見た目で、個体ごとに全然違う色合いだとされています。

ボタンインコを選ぶ際は、その美しい見た目で選ぶのも楽しいと言えるでしょう。

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