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ペットにおすすめなコノハズクの種類と飼育方法のまとめ。

コノハズクという鳥を見たことはあるでしょうか?

鳥綱フクロウ目フクロウ科に分類されるフクロウで、コノハズクにもいろいろな種類に分けられるそうです。

コノハズクは、他のフクロウに比べて体も小さめなのでペットとして飼っている人もいるようです。

日本では全地域に生息していると言われているコノハズクですが、どのような種類のコノハズクがいるのかそれぞれの特徴や飼い方などについてもご紹介します!


ペット向けのコノハズクの種類4選

コノハズク ペット 種類

ペットとして飼われているコノハズクはどのような種類のものが多いの気になりますね!

4種類のコノハズクについてご紹介します!

オオコノハズク

体長約24cm、翼を広げると約57cmの大きさになります。

体の色は、褐色、灰色、黒色の細かい複雑な斑で後ろ側には灰白色の斑があるのが特徴です。

平均寿命は10年~15年ほどで20万~30万円で販売されています。

オオコノハズクは、ストレスに弱い面もあるので飼育する際は注意が必要です。

アフリカオオコノハズク

クリッとした大きな目とグレーと白の毛色が特徴のアフリカオオコノハズクは警戒すると変わった動きを見せるそうです。

体長は思ったよりも大きくなく20cmほどしかなく手の平に乗るくらいの大きさです。

敵に遭遇すると体を細めて身を隠し、命の危機を感じると逆に体を大きく見せる仕草を見せます。

フクロウは人に懐きにくい鳥ですが、アフリカオオコノハズクは、飼い主以外にも懐き、大人しい性格でヒナから育てると友好的な性格になってくれるそうです。

ペットショップなどでは、20万円ほどが相場です。

平均寿命は、他のフクロウよりも短めで8年~10と言われています。

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スピックスコノハズク

「スピックス」には、熱帯という意味があります。

体長は15cmとアフリカオオコノハズクよりも小さく、小型ということから人気のフクロウです。

羽根の模様が木の葉や木の模様に似ている為、昼間はじっと木にとまったまま隠れているため見つけることは難しく、夜になると餌を探しにいきます。

スピックスコノハズクは、耳がいいために虫などが動く音を頼りに虫を探します。

値段の相場は20万円ほどで小型ですが10年以上生きるスピックスコノハズクもいるようです。

ヨーロッパコノハズク

体長約20cm以下、体重200g以下とフクロウの中でも小さく一番人気のあるフクロウです。

名前の通りヨーロッパに生息し、人に懐きやすく可愛らしい見た目が特徴のフクロウです。

飼育下での平均寿命は10年~15年ほどで、ペットショップなどでは10万~20ほどでうられているそうです。

>>フクロウの仲間の「アオバズク」の生息地や鳴き声、巣立ちについてはこちら♪

可愛いアオバズクの生息地や鳴き声・巣立ち等について

コノハズクの飼育方法

コノハズク 飼育方法

日本の野鳥のコノハズクは飼育することができませんが、ペットショップではコノハズクのヒナが販売されています。

ペットショップにいるコノハズクは、南アメリカ原産のスピックスコノハズクやアフリカ産のアフリカオオコノハズクです。

飼育する際に準備するものがいくつかあるのでご紹介します!

飼育に準備する物

コノハズクの飼育に必要な物をまとめてみました。

放し飼いにする為の部屋かケージ

ゲージが小さすぎるとストレスが溜まってしまうので、最低でも6090cmの大きさのゲージを準備しましょう!

フクロウは水浴びもするのでできれば100cm以上のゲージがあればいいかもしれませんね!

放し飼いにしてしまうと窓から飛び出し二度と帰ってこなかったり、人間との境がなくなってしまうのでストレスが溜まってしまう可能性があるので放し飼いにはしないほうがよいそうです。

止まり木

野生のフクロウは、木の上でじっとしている事が多く、飼育下にいるフクロモも同じでゆっくり休める場所が必要です。

小型のフクロウの場合は、そんなに大きな止まり木は必要ないので止まり木に人工芝を巻いたりなど自分で作ってみてもいいかもしれませんね!

革手袋

フクロウは猛禽類なので、いくら小型でも素手で扱うのは危険な生き物です。

けが防止のためにも革手袋は必須アイテムです。市販のものを使っているひとも多いようですが、猛禽類ショップで販売されているものを購入することをおすすめします!

爪切り

伸びたままにしてしまうとフクロウ自身や飼い主さんもケガをしてしまう可能性があるのでたまに手入れしてあげてください。

爪切りは、犬猫用にものでよいそうです。

水場・砂場

コノハズクは、めったに水遊びはしませんが、中には水遊びが好きな子もいます。

水飲み場も兼ねてつねに置くようにしてください。

そして、砂遊びが好きなフクロウもいるので水場と同じくらいの深さの砂場を作ってあげると良いようです。

湿度計・温度計

フクロウによって寒冷地育ち、温暖地育ちに分かれるため、そのフクロウにあった温度と湿度を保たなければなりません。

部屋の室温はフクロウの体調に大きく影響を与えてしまうので、暑い時は風通しの良い場所、寒い場合はペット用の保温道具で温めてあげることをおすすめします!

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ペットシーツ

鳥の白い排出物は尿素なので、床についてしまうと拭いても落ちにくいので、止まり木の下などにペットシーツを敷くことをおすすめします!

ピンセット

素手であげると餌だと思いかみつかれる可能性もあるのでピンセットであげると安全ですしあげやすいのであると便利です。

コノハズクの餌

フクロウのエサ代は毎月小型で5,000円程度、大型で10,000円程度かかります。

フクロウの健康を考えるのであればサプリメントも購入しなくてはならないこともあるのでかなりの金額がかかってしまいます。

餌の量・与え方

フクロウは猛禽類のため肉を好んで食べますが、スーパーなどで売られている肉は血抜きがしているため栄養不足になってしまいます。

たっぷりの栄養を与えるには、生肉を準備することをおすすめします!

一番栄養価が高いものは、ラット、その次にヒヨコ、ウズラの順だそうです。

フクロウにも好き嫌いがあり、生肉よりも昆虫が好きというフクロウもいます。

絶対にこのエサを食べるという事はないので、いろんなものを試しにあげてみてそのフクロウにあった餌を見つけてあげましょう!

1日に1回~2回を体重の10分の1を目安にあげます!

餌を与える際は、ラットなどの生肉をさばく必要があります。

ケージの中に置き餌として適量置いていつでも食べられるようにしておきます。

慣れてきたら手の上で揚げられるようになるかもしれません。

コノハズクを飼育する際の室温

身体が小さいため、急激な温度の変化についていけず体調を崩してしまう可能性があります。

冬場はケージの側にヒーターを置くなどし、自分がフクロウと同じ部屋で過ごしたときに暑くないか寒くないかを基準に保ってあげるとよいそうです。

コノハズクを飼った時の掃除方法

犬や猫とは違いトイレの場所を教えても基本的に覚えることはなく、放し飼いにした場合、部屋に糞をされる可能性があります。

コノハズクは、体が小さいのでご飯の量が少ないため糞の量も少ないですが、たまに消化できなかったものを排出したり、食道をキレイにするために食べた物をそのまま吐き戻すこともあるので、部屋が汚れたらその都度拭き取りつねに清潔に保つようにしてください。

コノハズクの飼育のポイント!

コノハズク 飼育 ポイント

フクロウの健康を維持するために飼育のポイントをご紹介します!

1日1時間放鳥する

フクロウも狭い空間の中だけでは、運動不足になってしまいます。

ストレスも溜まってしまうので1日に短くても1時間は放鳥してあげてください!

コミュニケーションをとる

少しでも早く慣れてもらえるように、遊ぶ時以外にも餌を与える時、掃除する時などになでたり、声をかけたり、名前を呼んだりしてコミュニケーションをとることをおすすめします!

他の大きなフクロウと一緒に飼育しない

コノハズクは、体が小さいので他の大きなフクロウと一緒にしてしまうと餌だと思い食べられてしまう可能性もあるので一緒にしないようにしましょう!

かかりつけの獣医さんを見つけておく

平均寿命は、8年~10年と短いですが、飼うとなると経済面や鳴き声も大きいので環境作りもしなくてはなりません。

飼育放棄しないためにもしっかりと考えて飼うことをおすすめします!

もちろん病気もしますが、猛禽類を診てくれる獣医師が少ないのであらかじめ獣医さんを探しておくことをおすすめします!

まとめ

コノハズク まとめ

コノハズクは、体が小さいためペットとして人気があるようです。

しかし、値段が高くコノハズクの種類によっても大きさや特徴も違うようです。

では、もう一度今回の記事についてご紹介します!

☑ペットとして人気のコノハズクは、オオコノハズク、アフリカコノハズク、巣ピックコノハズク、ヨーロッパコノハズクがいる

☑大きめのゲージを用意する

☑休憩できるように止まり木をつくる

☑ケガ防止のため革手袋で触る

☑健康維持のために温度計と湿度計を使い部屋の温度を保つ

☑フクロウは肉が主食なのでラットなどを自分でさばいてあげる必要がある

☑フクhロウは、食べた物をそのまま吐き戻したりすることがあるので部屋が汚れてしまう

☑運動不足にならないよう1日に何時間かは放鳥してあげる

☑大きいフクロウと一緒にしてしまうと危険なのでかならず1匹で飼育してあげる

いくら小型でもコノハズクは猛禽類なので危険ということがわかりました。

フクロウの爪は鋭いので触るさいは必ず革手袋を装着することをおすすめします!

>>「コノハズク」の鳴き声や生態、生息地についてはこちら♪

コノハズクの鳴き声や種類、寿命について

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