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スズメのヒナと成鳥の飼育方法!飼うのは法律で禁止されてるの!?

スズメは、よく庭に居たり公園に居たり、学校校庭に遊びにきたりと身近な野生動物と思っている人もおおいのではないでしょうか?!

スズメは、人間の生活範囲に密着して繁殖をする動物なので人間が住まなくなった場所にはスズメもいなくなってしまうとも言われています。

スズメは、あまり寒い地域にはいませんがポルトガルや日本など広い範囲にわたって生息しているそうです。

そんな身近にいるスズメを飼うには法律で禁止されているのかについてご紹介していきます!


野生のスズメを飼育したり捕まえる事って法律で禁止されている!?

スズメ 飼育 法律

今は、鳥を守るために「鳥獣保護法」という法律があります。

鳥獣保護法は、日本にいる野生動物の保護、飼養の規制、生活環境の保護、個体数の調整、狩猟などに関して定められている法律です。

法律を作り野生動物を守ることで自然全体を保護することにも繋がります。

スズメを保護・飼育するときの条件

スズメを捕まえる、保護、飼育できる場合もあります。

それは、鳥獣保護法で認められている野生動物、認められている時期、場所、方法などを守っていれば捕まえたり、保護するなどできる場合があります。

スズメの場合は、狩猟鳥に入るので狩猟による捕護、許可による捕護になるそうです。

野生のスズメの保護する場合の方法・注意点

野生のスズメを保護するには注意も必要です。

弱っていると思ったら飛ぶ練習をしているなど逆に成長していくスズメの邪魔をしてしまう可能性もあるのでむやみに保護はしないよう注意点などを詳しくご紹介します!

ヒナを保護する場合

ヒナであっても保護するには注意が必要です。

スズメのヒナは、親鳥からエサの取り方や飛び方などを学んで巣立っていくので、迂闊に保護してしまうと生きていくために必要な知識がないまま育ってしまいます

そうなってしまうと、野生に返した場合自分でエサを捕まえられなくなったり、飛べないなど亡くなってしまう可能性もあります。

保護する場合は、ヒナの近くに巣がないか、親鳥が近くにいないか確認し保護してください。

近くに親鳥がいる可能性もあるので、確実に放っておいてしまうどんどん弱ってしまうと思った場合にのみ保護してあげてください!

成鳥を保護する場合

成鳥のスズメはよほど弱っていない限りは捕まえることができないそうです。

弱っているかもと思った成鳥を見つけても少し様子を見て、逃げる素振りを少しでもみせた場合には保護しなくても大丈夫です。

近寄っても逃げない場合は、ケガをしていたり、病気になっていたりして動けない可能性があるので保護してあげてください!

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保護したスズメのヒナの飼育方法

スズメ ヒナ 飼育

ヒナはまだ毛が生えていない可能性もあるので、そういった場合には保温が大切です!

スズメの体温は、35~37度と言われているので一定に保ってあげましょう!

必要なもの

自動温度調節器、保温機、メジロのエサ、小松菜

スズメのヒナ餌

・羽毛が生えていないヒナ

成鳥用のエサやミルワームなどはヒナは消化できず内臓に詰まってしまい、命を落とす可能性もあるので絶対に与えてはいけず、ヒナにはメジロのエサに使われるすりエサに小松菜などをすって混ぜて与えることをおすすめします!

・毛が生えてきたヒナ

羽毛が生えてきたヒナは、昆虫や青虫などの虫類が食べれるようになります。

その他に、青梗菜、小松菜、大根葉などの青菜、すりエサなどを与え、栄養が偏ってしまうと栄養失調になってしまう可能性もあるので今あげた食べ物をバランスよく与えることが大切です。

エサを与える間隔は1~2時間間隔が良いそうです。

温度

ヒナの適温は、35~37度と言われているのでなるべく一定の温度を保ってあげるようにしましょう!

保護したスズメの成鳥の飼育方法

スズメ 成鳥 飼育

ヒナと同じように成鳥を保護したら保温が一番大切になってきます!

必要なもの

自動温度調節器、保温機、米、雑草などの実、小松菜などのエサ

スズメの成鳥の餌

成鳥は、米や雑草の実などが好きでよく食べていますが、保護されたばかりのスズメは、弱っているので体に負担のないよう消化しやすい食べ物を与えるようにしましょう!

すりエサを40度くらいのぬるめ湯で練り、少し固めに練ったものを与えたり、そこに小松菜などを混ぜてあげると栄養も摂れるのでおすすめです!

温度

成鳥もヒナと同じく35~37度が適温とされているので一定を保ちながら温めてあげます。

ケガをしているスズメの場合は、自治体や獣医に相談することをおすすめします!

スズメを飼育する際の注意点

スズメ 飼育 注意点

保護したスズメを育てるのは難しいと言われていますが、正しい知識さえ知っていれば高い確率で助けることができるそうです。

助けるために飼育する際の注意点についてご紹介します!

病気を持っている可能性

スズメの代表的な害虫として、ダニ、ノミ、シラミなどがあります。

雑菌には、サルモネラ菌、オウム病とよばれるクラミジアなどもあります。

スズメだけでなく多くの野鳥には沢山の雑菌や寄生虫がついていると言われ、寄生虫は約40種以上、殺菌は約60種以上と言われています。

サルモネラ菌は、スズメ以外にもカルや亀などにもつく菌で人に感染すると発熱、嘔吐、腹痛、下痢などの症状を引き起こす可能性もあります。

野鳥についていつ雑菌や寄生虫は糞にも沢山含まれており、乾燥すると感染力が高まり食べ物や飲み物についてしまうと人間にも感染してしまうので可能性もあるので保護する際には注意が必要です。

怪我をしている時は!?

スズメのヒナが弱っていたり、1匹でいると心配になり保護してあげなきゃと思う人も居るかもしてませんが、基本的に保護しなくてもよいそうです。

1匹でいる場合、巣立ちの練習をしている可能性があるのですぐに保護してしまうと巣立ちのチャンスを奪ってしまうことになり旅立つことができなくなってしまいます。

しかし、ケガや病気で動けない可能性もあります。

少しを様子を見て外傷がある場合には止血し、弱っている場合には水をあげ獣医さんに診てもらうことをおすすめします!

まとめ

スズメ 飼育 まとめ

スズメのヒナを見ると可愛いですよね?!

弱っているヒナが居たら、助けてあげたいと思う人も多いのではないでしょうか?!

でも注意も必要なのでもう一度今回の記事についてまとめてみます

■飼育できる条件を確認する
■ヒナと成鳥を育てる方法は変わってくる
■スズメを保護する際には温度調節が大切になる
■ヒナのエサはメジロのエサを使用
■成鳥のエサは米や雑草が好きですが消化しやすいすりエサを与える
■害虫や雑菌がついている可能性があるので注意が必要!
■ケガや病気などで確実に動けない場合にのみ保護する

迂闊に保護してしまうと巣立つ練習の邪魔をしてしまうことになり、将来自分でエサを取ることができなかったり知識を持たないまま育つことになってしまうので、確実にケガをして動けなくなっているかを確認して保護するようにしてください!

そして、スズメには雑菌や害虫も付いている可能性があり糞などから人に写ってしまうと嘔吐、下痢、腹痛、発熱などの症状を引き起こしてしまう場合もあるので保護する際は注意が必要です。

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