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飛びながら睡眠!「アマツバメ」の巣の特徴や鳴き声・生態について

晴れている日は空高く飛び、上空で生活するアマツバメは、飛びながら寝てしまう事もあります。

雨が降りそうになると地上近くへ現れ、人目につくところへやってくることもあります。

そんなアマツバメの巣の特徴や鳴き声・生態について調べてまとめてみました!


アマツバメの名前の由来

アマツバメ 名前 由来

アマツバメの名前の由来とは何でしょうか?

漢字表記・英語名・学名から考えていきます。

漢字表記・英語名・学名

アマツバメは漢字で雨燕と書きます。

雨が降りそうになると低空飛行になったり、人目につくところを飛ぶことからこの名がついたとされます。

翼が農具の鎌に似ていることから、カマツバメということもあります。

アマツバメの英語名はPacific Swiftです。

Pacificは「太平洋」、Swiftは「素早い」という意味です。

なぜ「素早い」という名前がついたかというと、アマツバメ科の鳥は、鳥類中最も早く飛ぶからです。

また、アマツバメの学名はApus pacificusです。

Apusは「アマツバメ属」、pacificusは「太平洋の」という意味です。

アマツバメの特徴

アマツバメ.特徴

アマツバメは素早く飛ぶので、観察するのが難しいかもしれませんが、下記のような特徴から見分けるポイントを押さえてみてくださいね。

アマツバメの大きさ・体重

アマツバメの全長は20cm、翼開長(よくかいちょう)は43〜48cmです。

アマツバメの体重は約350gほど。

アマツバメの見た目の特徴や模様・色

オスもメスも同じ色をしています。

腮(さい:嘴と喉の間)から喉の部分と、腰の部分が白いのが特徴です。

体の下面に、黒褐色のうろこ状の模様があります。

それ以外の全身は黒褐色をしています。

翼の形が細長く、飛ぶと鎌または三日月のような形に見えます。

尾はどちらかというと長く、開くと燕のような燕尾状になります。

アマツバメの寿命

アマツバメ 寿命

アマツバメの寿命は約5年といわれています。

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アマツバメの生態

アマツバメ 生態

高度に空での生活に適応したアマツバメ。

変わった生態だそうですが、どのような生活を送っているのでしょうか?

地上に降りてこない

アマツバメは翼が長すぎるため、平らな場所にいると翼がつかえて飛び立てなくなってしまいます。

そのため、地上には降りません

なじみのあるツバメのように木や電線で休むことすらなく、ひたすら飛び続けるか、垂直の岸壁などで休みます。

爪がするどいので、垂直な壁面でも引っ掛けることができるのです。

煙突で休むこともあります。

飛びながら睡眠することが出来る

普段の生活のほとんどを空中で行うアマツバメは、空中で餌をとったり、水を飲んだりします。

飛びながら睡眠することもできるのです。

食性は動物食

アマツバメは、昆虫やクモなどを取って食べます。

アマツバメの繁殖期

アマツバメの繁殖期は、6〜8月の夏の時期です。

アマツバメの生息地・分布

アマツバメ 生息地

アマツバメは、繁殖期になるとヒマラヤ山脈の周辺、カザフスタン、ロシア南部、日本などへ移ります。

繁殖期でない時期には、餌の豊富な東南アジアやオーストラリアなどへ渡り越冬します。

日本でいうと夏鳥で、九州以北で見ることができます。

生息地は海岸部の崖地や高山帯の崖地などです。

雨が降ったら、平地の市街地上空でも見ることができます。

また、渡りの時期にも市街地で見られる場合があります。

アマツバメの鳴き声

アマツバメの鳴き声の動画はこちら!

崖のそばの上空で、甲高い声で鳴きながら飛ぶ様子が分かります。

鳴き声の種類や意味

「ジュリリリリリリ」「ピィーリリリー」「ピィルリー」と鳴きます。

飛ぶときに鳴くのが特徴です。

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アマツバメの巣の特徴

アマツバメ 巣 特徴

アマツバメが営巣するのは、岩場の割れ目などの隙間です。

唾液で枯草や羽毛などを固めて作った巣で、2〜3個の卵を産み育てます。

>>「ツバメ」の巣作り〜産卵〜巣立ちまでの詳しい記事はこちら♪

ツバメの巣作り~産卵~巣立ちまで。巣がある場所は縁起がいい!?

アマツバメとヒメアマツバメとイワツバメの違い

ヒメアマツバメは、アマツバメと比べると腮から喉が白色ではなく淡い褐色をしています。

そして、体の下面はうろこ状の模様などなく黒褐色で、腰から腰の脇まで白く、尾は角型をしていて短いです。

イワツバメは、アマツバメに比べて全長が13cmと小さく、体の下面は淡色です。

また、イワツバメは趾(あしゆび)まで白い羽毛に覆われているのが特徴です。

>>「コシアカツバメ」の鳴き声や生態についてはこちら♪

コシアカツバメの鳴き声や生態・雛の子育てについて

まとめ

アマツバメ まとめ

飛びながら睡眠!「アマツバメ」の巣の特徴や鳴き声・生態について調べてまとめてみました。

ここでおさらいをしてみましょう。

☑アマツバメは漢字で雨燕と書く。雨が降りそうになると低空飛行になることからこの名がついた

☑英語名でPacific Swift。素早く飛ぶことがこの名の由来

☑学名はApus pacificus。太平洋の周辺地域が生息地であるため

☑アマツバメの全長は20cm、翼開長は43〜48cm、体重は約350g

☑オスメス同色。腮〜喉の部分と、腰の部分が白い。体の下面に、黒褐色のうろこ状の模様がある。それ以外の全身は黒褐色

☑翼の形が細長く、飛ぶと鎌または三日月のような形に見える。尾は長く、開くと燕尾状になる

☑寿命は約5年。

☑ひたすら飛び続けるか、垂直の岸壁などで休む。するどい爪で、垂直な壁面でも引っ掛ける

☑空中で餌をとったり、水を飲んだりする。飛びながら睡眠することもある

☑昆虫やクモなどを取って食べる

☑繁殖期は、6〜8月

☑繁殖地は、ヒマラヤ山脈の周辺、カザフスタン、ロシア南部、日本

☑越冬地は、東南アジアやオーストラリア

☑鳴き声は、「ジュリリリリリリ」「ピィーリリリー」「ピィルリー」

☑巣は、唾液で枯草や泥などを固めて作る

☑ヒメアマツバメとは、腮から喉が淡い褐色、体の下面は黒褐色、腰から腰の脇まで白い、尾は角型で短いことで見分けられる

☑イワツバメとは、全長が13cmと小さい、体の下面は淡色、趾まで白い羽毛に覆われていることで見分けれる

 

雨が降りそうになったら、空を見上げてみるとアマツバメを見られるかもしれません。

ほとんど空高い場所にいるため観察は難しそうですが、見られたらラッキーなアマツバメでした。

>>ツバメの巣作り防止方法や糞の対策についてはこちら♪

ツバメの巣作りの防止方法や糞の対策方法について

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