キジバトの駆除ってどうすればいいの!?侵入を防ぐ5つの対策方法!
「デーデーポッポポー」と長閑な鳴き声のキジバトを街中でも見かけることがあるかと思います。
キレイな羽のキジバトですが、癒されるだけではないキジバトの被害が出ているようなんです。
出来れば、駆除したいと思っている人も多いと聞きます。
そこで、今回の記事ではそんなキジバトの被害や駆除対策方法、巣の撤去方法、卵やヒナの撤去の仕方等を紹介していきたいと思います。
それでは、キジバトの駆除についての説明していきますね。
この記事でどんなことが知りたいですか!?
キジバトによる被害
夏の初めころになると聞こえてくる何とも長閑なキジバトの鳴き声。都会なのに、どこか山間にいるような錯覚をおこしてしまうこともありませんか?
そんな、キジのような美しい佇まいのキジバトですが、さまざまな被害が出ているようなんです。
糞害
キジバトだけではありませんが、鳥による被害の中でもっとも人間を困らせているのが、糞による被害のようです。
鳥は、犬などのように決まった所で糞をしたりしませんから、行く先々の色んなところで糞をします。
しかも、飛びながら糞をするため頭に糞をつけられたり、キレイに洗った洗濯物や、屋根やベランダなどと所構わず糞をしていくため、キジバトがくると冷や冷やする人もいくといわれています。
たくさんキジバトが生息する地域などは、糞害による色んな対策に取り組んでいるところもあるというほど深刻な問題になっているようですね。
ガラスが割れたり、身体による被害
また、キジバトはもともと警戒心が強い鳥ですが、最近はドバトのように住宅街などを飛び回ったりすることもあり、勢いあまって、民家のガラスに追突しガラスを破壊したりすることも被害として挙げられているようです。
さらに、人間に慣れてきていることで、人間の食べているものを奪おうとして襲ってきたりし、けが人なども出ている始末なんです。
意外に攻撃的何ですよね、キジバトって。
これは、本当に早めに駆除したいと思うのはわかりますよね。
泣き声の音による被害
キジバトといえば、やっぱりあの鳴き声ですよね。
「デーデーポッポポー」という低音量でなく泣き声がうるさいともいわれているんです。
キジバトは、決まった時間に泣くのではなく、朝の早い時間から夜まで、四六時中泣いていることが多く、庭先やベランダで止まってあの低音の「デーデーポッポポー」をずっと聞かされて困っているという人もかなり多いことが判明しているようです。
遠くで、たまに聞くなら確かに、風情があって良いかもしれませんが毎日となるとさすがに、困ってしまうかもしれませんよね。
病原菌やダニ等の被害
そして、キジバトで困るのは野鳥であるため色んなところに流鳥していることから、病気に感染している可能性も考えられています。
飼われている鳥のように、良い環境で暮らしていないことも多く、体にはダニやノミなどをつけていることも考えられるため、それが、洗濯物や干してる布団についてしまうと……。
なんだか、気持ち悪いですものね。
ハトの糞から感染する6つの病気
キジバトの被害の中で気になる一番は、糞害だといわれ、糞がまき散らされているのはもちろん見た目的にも悪いですが、やはり、糞を媒介しての病原菌の人間への感染が問題になってるようですね。
ハトのフンによって感染するといわれている代表的な病原菌が以下の6種類。
聞いたことある病気や初めて聞く病気など、ありますが、こんな病気に感染したくないために、これらの病気についても触れておいた方が良いでしょうね。
クリプトコッカス症
クリプトコッカス症は、クリプトコッカス属真菌による感染症だといわれており、意外にもこの感染症にかかってしまう人が多いことでも知られているんです。
クリプトコッカス症は、クリプトコッカス属真菌が肺や皮膚から新入し感染してしまうことが多く、人獣共通の感染症ともいわれています。
症状は最初は何もないようですが、鼻や口から皮膚から病原菌を吸い込み肺が感染してしまうと肺クリプトコッカス症になるようです。
悪化すると腎疾患や膠原病、悪性腫瘍などの要因にもなりかねないとされています。
トキソプラズマ症
トキソプラズマ症という疾患は、トキソプラズマというアピコンプレクサに属する一属一種の寄生制原生生物が原因で怒ってしまうといわれる感性症なのだそうです。
何だか、ややこしい名前の寄生虫ですが、実際に目にすることはありませんが人や動物の細胞の中で増殖し発熱や不快感などの症状になることが多いといわれていますが、あまり重篤な症状にはならないようですね。
でも、妊婦が感染するとお腹の赤ちゃんの成長や発育になどにも影響すことも心配されているため注意が必要な病気ですね。
サルモネラ菌
サルモネラ菌は皆さん、良く耳にする病気ですが、こちらもハトの糞からも感染してしまうかもしれない病気なんです。
サルモネラ菌は腸内細菌科に属した細菌で、人や動物の腸の中で繁殖するといわれています。
サルモネラ菌に侵されるといわゆる、食中毒の症状になり、嘔吐や下痢、腹痛のほが、下血したりしてしまうことも多いようです。
ニューカッスル病
ニューカッスル病は、病気に感染した鳥の糞や尿などの排泄物や、なみだ、唾液などからも、感染してしまうようです。
ニューカッスル病は、鳥同士のなかでの流行ってしまうと感染力が強く、あっという間に感染してしまうようなんです。
胃腸炎、肺炎、脳炎にまでなってしまう怖い病気のようです。
人間にはあまり感染しないようですが、感染すると結膜炎などになるようです。
オウム病
オウム病は人獣共通感染症の病気だといわれています。
症状はインフルエンザのように倦怠感や関節痛などがおこることが多く、病院に受診した時はオウムなどの鳥を飼っていることを言った方が良いかもしれません。
オウム病は、オウムだけでなくハトやインコやカナリアなどの鳥も感染していることが多く、野鳥であるキジバトも感染源と考えられるようです。
脳炎ウイルス
脳炎ウィルスは日本脳炎のデングウィルスと同じく、西アジアで発症したウェストナイルウィルスの感染症の一種だといわれています。
ウェストナイルウィルスに侵されている鳥の血を吸った蚊が、人間の血を吸った際に感染すると考えられています。
日本では、2005年に海外から帰国した人がかかったことが報告されていますが、そんなに人間には感染しないようです。
ハトはなぜベランダに巣を作るの!?
ハトは、どうしてベランダに巣をつくるのでしょう?
ベランダは、家の中でも天敵になる猫やイタチから身を守ることができ、さらには、人間を警戒しているカラスやタカやワシなども近づくことができないため、キジバトにとっては安全な場所だからかもしれません。
また、雨や風、暑さや寒さなどもしのげることからベランダが選ばれたのでしょう。
キジバトの侵入を防ぐ5つの駆除・対策方法
それでは、キジバト駆除にはどのような方法があるのかご紹介します。
ネットを張ってハトの侵入を防ぐ
一番良い駆除方法は、侵入させないことですよね。
侵入を防ぐためには、ネットです。ネットが張ってあると侵入が不可能だとキジバトも諦めて別のどこかに移動しますからね。
テグスや防鳥ワイヤー
こちらも、侵入させずに諦めさせて駆除する方法ですが、テグスや防鳥ワイヤーを張り巡らせることも有効だと考えられています。
防鳥ワイヤーはネットやホームセンターなどでも買うことができるため確認すると良いですね。
猫、蛇、カラスのおもちゃ等を置いておく
キジバトの天敵だといわれる猫、蛇、カラスのおもちゃを置いておいて寄せ付けなくするのも有効な駆除方法だとされています。痛めつけたりしないから安心ですよね。
剣山を置いておく
華道などで使われるトゲトゲの乾山もキジバト駆除に繋がるグッズだといわれています。
トゲトゲの乾山が置いてあると降りた時にビックリして二度とその場所には来ないようなんです。
なんだか、可愛そうな気がしますがそんなことでは、駆除は成功しませんからね。
ハト対策用のグッズを使う
こちらも、ネットやホームセンターなどで、カラスや野鳥の駆除グッズとして販売されているハト対策グッズを使うと良いでしょう。
ハト対策グッズはプラスティックシートや、反射シート、超音波などによって駆除する方法だといわれているんです。
卵やヒナの保護、ハトの巣の撤去は法律違反になる!?
キジバトの卵やヒナ、ハトの巣を撤去するのはどうしたら良いのでしょう。
法律違反になったらと思うとむやみに触れないですものね。
保健所や鳩専門の業者さんに連絡をする
キジバトは一定の期間の保護なら許可を得ると可能なのだそうですが、一般的にドバトなどは、保護も駆除もすることは出来ないようです。
いろんなハトによる被害を受けても卵や、ヒナ、巣などの撤去を個人ではやれないといわれ、もし駆除を希望するのなら保険所や専門の期間に申請してからにしましょう。
また、専門機関に駆除などについての相談をすると、ハト駆除の専門の業者などを紹介してくれる自治体もあるといわれています。
自分でやるよりも、ハト専門の業者にお願いする方がきちんと駆除をしてくれるため、ハトが来ないようになるようですよ。
まとめ
キジバトによる被害や、駆除対策方法、卵や雛の撤去の仕方をご紹介しましたがいかがでしたか?
実際、ハトによる被害に困ってる人にとっては、一刻も早く駆除したいはずですよね。
今回の記事のおさらいは、
□キジバトは糞によってさまざまな感染症を引き起こす
□キジバトを駆除するのは駆除グッズを使うと良い
□キジバトの駆除は専門家にお願いする