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スズメ・シジュウカラの巣箱についてのまとめ。巣箱に呼んでみよう!

野鳥としても知られている、スズメやシジュウカラは、鳴き声も見た目も可愛いため、もっと身近に感じたい人も多いはずです。

そこで、今回はスズメ・シジュウカラの巣箱についてご紹介したいと思います。


スズメ・シジュウカラの巣箱を作るのに必要な物のまとめ

スズメシジュウカラ 巣箱 必要なもの

スズメやシジュウカラを身近に感じたいなら、庭などに巣箱を作ってみるのも良いかもしれませんよね?

そこで、スズメやシジュウカラの巣箱を作るのに必要な物について、ご紹介しましょう。

材料

まずは、巣箱を作るための材料を用意しないといけませんよね。

スズメやシジュウカラの巣箱は、木で作ると良いそうなので、材料は一枚板を用意します。

スズメやシジュウカラの巣箱は、雨や太陽があたる外につけます。

ベニヤ板や合板だと反ったり、変形したりしてしまうため一枚板で作る方が良いといわれています。

後は、巣箱が開閉できる蓋を取り付けるちょうつがいや、クギ、ネジ、巣箱をつけるための紐などを用意すると良いでしょう。

工具

工具は、巣箱を作る板を切るための、ノコギリ、カナヅチ、ドライバー、キリが基本的なものですね。

あと、スズメやシジュウカラが巣箱に入るとき羽や明日が引っかかるのを防ぐために、表面をキレイに磨いてあげる方が良いため、細かめのヤスリを用意すると良いでしょう。

スズメ・シジュウカラの巣箱を設置する時期

スズメやシジュウカラの巣箱を設置するなら、設置時期にも注意した方が良いでしょう。

スズメやシジュウカラが巣箱に入るのは、春頃から秋にかけての繁殖の時期だといわれています。

そのため、それまでに巣箱を設置するようにしましょう。

巣箱を設置してもスズメやシジュウカラは、用心深いためすぐには入ってくれません。

例えば、春の繁殖前だと、前のシーズンの秋の終わり頃から巣箱を設置すると冬の間その巣箱で過ごし、気に入ったらそこで卵を産んで羽化させる場合もあるようです。

巣箱を設置しても、時期が悪いとスズメやシジュウカラは入ってきてくれませんからね。

スズメ・シジュウカラの巣箱を設置する場所

スズメやシジュウカラの巣箱の設置場所は、どこにすれば良いのでしょう。

木のあるところなら最適ですが、市街地ではなかなか難しいかもしれませんよね。

スズメやシジュウカラの巣箱を設置するのなら、先ずは天敵から狙われないような場所にするようにしましょう。

また、雨や風などが直接巣箱に吹き込んでくるようなとこも好ましくないですよね。

家庭でスズメやシジュウカラの巣箱を設置するのなら、ベランダや庭先の軒下など良いでしょうね。

天敵や、雨風、直射日光なども防げるため鳥たちにとっても過ごしやすいのではないでしょうか。

>>「スズメ」ぼ生態や特徴、天敵についてはこちら♪

スズメの生態や特徴、寿命について!減少しているって本当!?

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スズメ・シジュウカラの巣箱の作り方

スズメシジュウカラ 巣箱 作り方

スズメやシジュウカラの巣箱についてわかったところで、続きましては、スズメやシジュウカラの巣箱の作り方について説明しましょう。

スズメやシジュウカラの巣箱は片屋根型というものと両屋根型というものが一般的な形だといわれており、両屋根型は三角屋根のタイプで少し作るのが難しいといわれているので、初めて巣箱を作る人は片方だけが斜めになってる片屋根型のタイプにする方が良いようです。

巣箱の高さやサイズ

スズメやシジュウカラの巣箱の高さやサイズですが、あまり高すぎず、適正な高さが良いようです。

良いとされる、高さは2.5m以上がスズメやシジュウカラにとって適正だといわれてる巣箱の高さのようです。

あまり高いと他の鳥たちが入ったり、低すぎると天敵などに襲われる心配があるからでしょうね。

また、スズメやシジュウカラの巣箱の大きさは、縦横15㎝くらいがちょうど良い大きさのようです。

巣穴の大きさ

スズメやシジュウカラの巣穴のサイズは直径が2.7くらいがベストだとされています。

あまり、大きすぎると他の鳥が入ってきたり、天敵の侵入にも繋がるからだといわれているんです。

また、あまり小さすぎると出たり入ったりが困難になってしまい羽や口ばしを傷つけてしまったりするため、適切な大きさが好ましいとわれているんですよね。

また、巣穴の深さ大切だといわれ、ちょうど良いとされる巣穴の深さは、巣の底から15㎝~17㎝くらいがスズメやシジュウカラが心地よく過ごせる深さだともいわれています。

少しの違和感でも、スズメやシジュウカラは警戒して巣穴に入らなくなることがわかっており、入念なチェックが必要なんですよね。

作り方

実際にスズメやシジュウカラの巣箱を作り方についての動画がこちらです!

スズメやシジュウカラが入りやすいような巣穴にすることや、形など注意しながら作るようにすることが大切なようですね。

設計しながら巣箱を作るのもアリですが、採寸など面倒な人はネットやホームセンターなどで小鳥の巣箱キットが販売されているようなので利用するのもひとつかもしれませんよ。

スズメ・シジュウカラを呼ぶ為には!?

スズメ シジュウカラ 呼ぶ

スズメやシジュウカラを呼ぶためには、小鳥たちが来たいと思う環境作りが大事なんですよね。

餌場をつくる

スズメやシジュウカラが立ち寄りたくなるのは、好物の餌があるとこだといわれているため、巣箱の周りに餌場を作ってあげると良いそうです。

餌場は、地面から1m付近に餌台を取り付けたりして、スズメやシジュウカラが立ち寄りやすいようすると良いといわれています。

水場をつくる

スズメやシジュウカラが立ち寄りやすくするためには、餌と同様水場を作ることも大切なんです。

スズメやシジュウカラは、水を飲むだけでなく羽をキレイにするために水浴びをすることが多いといわれています。

そこで、餌場の横に水を入れておくことを忘れないようにしましょう。

>>「シジュウカラ」のとt口調や生態、生息地についてはこちら♪

シジュウカラの特徴や生態、生息地について!鳴き声ってどんなの?

スズメ・シジュウカラの巣箱を設置する際の注意点

スズメ シジュウカラ 巣箱注意

スズメやシジュウカラの巣箱作りを終えたならいよいよ巣箱の設置です。

新築のお家のような巣箱が出来上がったのですから、きちんと設置場所についての注意点をマスターしてから取り付けることが大切だといわれているんですよね。

雨や風の対策をする

スズメやシジュウカラの巣箱設置するために気をつけたいのが、自然災害だといわれています。

いくら素敵な巣箱が完成して、スズメやシジュウカラがめでたく入居したとしても、自然災害に巻き込まれてしまったら大変ですよね。

巣箱に雨や風が吹き込んで来たり、雨や風で巣箱が破壊されたりしてしまうような場所に設置したのでは、スズメやシジュウカラもおちおち眠ってもいられませんよね。

そこで、巣箱を設置するには、雨や風に当たらないようなところを選ぶようにすることだといわれています。

家での巣箱の設置場所は、ベランダや家の広めの軒下やガレージなどが良いかもしれませんね。

また、厚手のビニールシートなどで周りを囲ってあげるなどの工夫も大切ですね。

森林など、木がたくさんあるところでの設置は、なるべく、大きい木の安定性のあるところなどが良いといわれています。

小さい木たちが雨や風よけになってくれるため直接巣箱には入ってこないからでしょう。

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蛇やイタチ対策をする

スズメやシジュウカラの巣箱を設置するときに気をつけたいのが、ヘビやイタチなどの天敵です。

巣箱を設置するときは地面からなるべく高い位置に設置するようにしましょう。

人の手の届くところや、ヘビなどがでやすい湿った所での設置は避けた方が良いでしょうね。

また、ヘビやイタチなどの出やすいところにはネットなどを張って対策するのも方法のひとつでしょう。

藁などの巣材を入れない

スズメやシジュウカラの巣箱を作る際に間違えた認識をされるのが、巣箱の中の環境でしょう。

人は、スズメやシジュウカラが産卵しやすいために、藁などの巣材を入れてしまうことなんです。

巣材はスズメやシジュウカラが自身で産卵のための準備をすると考えられており、どのくらいの柔らかさの巣材をどのくらい用意するかはスズメやシジュウカラが判断して集めてくるようなんです。

スズメやシジュウカラの種類や生息地などによっても、準備する巣材は少しずつ違ってくるようなので、人が勝手に用意しても警戒してしまい巣箱にも入らなくなることもあると考えられています。

巣箱は、なるべく自然にしておいてあげる方が小鳥たちは安心して巣箱に入ることができるわけなんですよね。

2つ以上作ったら分散させる

スズメやシジュウカラの巣箱を2つ以上設置するためには、あまり近くにひっつけるのは良くないといわれています。

それは、ズメやシジュウカラは縄張り意識が強い鳥なので、巣箱をひっつけるとお互いが喧嘩をしたりすることもあるといわれ、離れた所に分散する方が良いのだそうです。

スズメ・シジュウカラの巣箱の掃除方法

スズメ シジュウカラ 巣箱掃除

スズメやシジュウカラの巣箱を設置し、鳥たちが巣立ったあとは、巣箱の掃除もしなければならないようです。

スズメやシジュウカラが巣立つと、ヒナたちを育てていた巣を取り除く作業をします。

藁やコケ、木屑などで作られている巣を放置するとダニやノミ、カビの原因になるといわれキレイに除去し、水洗いして乾燥させるんです。

スズメやシジュウカラが次に訪れるときに向けて清潔にしておいてあげることが大事だといわれてるんです。

まとめ

スズメ シジュウカラ まとめ

いかがでしたか?スズメ・シジュウカラの巣箱についてのまとめ。巣箱に呼んでみよう。についてご紹介しました。

今回、ご紹介した記事のおさらいは、

☑巣箱作りに必要な材料は一枚板

☑工具はノコギリやカナヅチ、キリ、ドライバー、ヤスリなど

☑スズメやシジュウカラの巣箱の設置時期は繁殖前にする

☑スズメやシジュウカラの巣箱は天敵などに注意する

☑巣箱の作り方をマスターしよう

☑スズメやシジュウカラを呼ぶには餌場や水場をつくる

☑スズメやシジュウカラの巣箱を作るための注意点を理解する

☑巣立ちが終わると巣箱掃除をする

などです。

巣箱を作って可愛い、スズメやシジュウカラを呼べたら良いですね。

>>スズメの巣の駆除・対策方法についてはこちら♪

スズメの巣の撃退・対策方法

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