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ベニヒワの生態や鳴き声についての詳しいまとめ

ベニヒワは、頭部の鮮やかな紅色が特徴の小鳥です。

スズメ目アトリ科ヒワ属に属しています。

ベニヒワの生態や鳴き声について、詳しくまとめてみました。


ベニヒワの名前の由来

ベニヒワ 名前 由来

ベニヒワは和名では紅鶸と書き、紅色の頭をした鶸(ひわ)という意味です。

日本の伝統色で「紅鶸色」があり、このベニヒワの色が由来となっています。

ちなみに、単に「鶸色」という場合は、真鶸(まひわ)が由来となった暗い黄色を指します。

ベニヒワの名前の由来について、英語名と学名についてそれぞれまとめてみました。

英語名・学名

ベニヒワの英語名はCommon Redpollです。

Commonは「誰でも知っている、(動植物などが)どこにでもいる」という意味です。

多くの国で見かけることができるベニヒワの特徴を表した言葉かもしれませんね。

Redpollはred+pollからきていて、pollは昔のスコットランドの方言で「頭」という意味があります。

赤い頭をした鳥ですから、Redpollという言葉になったのでしょう。

つまり、「Common Redpoll」は「どこにでもいる赤い頭をした鳥」という意味になりますね。

ベニヒワの学名はCarduelis flammeaです。

Carduelisはラテン語のcarduus(アザミ)からきています。

アザミの種は多くの種が好む食べ物です。

flammeaはラテン語の「flame-coloured」(鮮やかな炎の橙赤色)からきています。

アザミ(の種を好んで食べる)、鮮やかな炎のような色をした(鳥)という意味でしょう。

ベニヒワの特徴

ベニヒワ 特徴

ベニヒワは、冬鳥であり、11月ごろ〜4月ごろまで現れます

群れで行動し、樹の上または低木にいます。

二足とびで枝移りをし、枝にとまっているときはそれほど動きません。

以下では、ベニヒワの大きさや見た目の特徴などについてまとめてみました。

大きさ

ベニヒワの大きさはどのくらいでしょうか?

大きさは、14cmほどです。

スズメよりも一回り小さなサイズです。

見た目の特徴や模様

ベニヒワの見た目の特徴や模様についてまとめています。

頭部から体の下にかけては白色〜灰色がかっています。

背から体の上面にかけては淡い茶色をしていて、黒褐色の縦斑があります。

翼と尻尾は黒褐色をしていて、尾羽には切込みが入ります。

くちばしは黄褐色で、足は黒色です。

足は爪の先まで黒いです。

オスメスの違い

ベニヒワのオスとメスの違いはどこにあるのでしょう。

オスは額、あご、胸の上部が紅色をしています。

メスは額だけが紅色です。

メスはコベニヒワに似ています。

コベニヒワとの違いは、コベニヒワの腰、上尾筒が白いという点です。

また、コベニヒワの方がベニヒワに比べてくちばしが小さいです。

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ベニヒワの寿命

ベニヒワ 寿命

ベニヒワは、成鳥になるまでに1年かかります。

その寿命は2〜3年であると言われています。

ベニヒワの生態

ベニヒワ 生態

ベニヒワは雑食ですので、様々なものを食べています。

また、渡りを行うので、越冬場所と繁殖場所は異なります。

そして、ベニヒワは運動神経が良い鳥で、器用に食べ物を食べることができます。

ベニヒワの生態について調べてまとめてみました。

食性は雑食

地上や草むらに降りて餌を探します。

シラカバの種、ハンノキの実、草の種などを食べます。

果物や昆虫も食べるので、雑食性だといえます。

渡りを行う

渡りとは、野鳥が繁殖地と越冬地を移動することをいいます。

渡りを行わない野鳥もいるのですが、ベニヒワは行います。

ベニヒワは渡りの時期には、日本海側の島嶼(とうしょ)などを通過します。

日本海側でよく見かけることができるのはこのためです。

バランス感覚に優れている

ベニヒワは、逆さまの態勢から種をついばむことができるという、身体能力に優れた鳥です。

バランス感覚がいいので、逆さまになっても木から落ちません。

ベニヒワの生息地

ベニヒワ 生息地

世界的にみると、ユーラシア大陸と北米の冷帯以北にいます。

アイスランド、アメリカ、イギリス、オーストリア、オランダ、カナダ、スイス、韓国、中国北東部、デンマーク、日本、フランス、ベルギー、モンゴル、ロシアなどにいます。

アラスカでの調査によると、華氏−65度でも耐えられると言われています。

羽毛が冬毛に代わると、約7割も増加するのだとか。

寒さに強い、雪国の鳥というイメージですね。

日本では、本州中部以北に現れます。

北海道ではよく見かけますが、本州中部では現れる年もあれば、現れない年もあります

西日本で見かけるのは非常にまれです。

飛来数の変動が激しく、ある年に見かけたと思ったら、次の年は全然来ないという事もあります。

開けた荒れ地や、草地、河原などにいます。

特に、藪や草の多いところにいるでしょう。

または、明るいカンバやハンノキの林が棲み家です。

ベニヒワの鳴き声

ベニヒワの鳴き声を動画で紹介します!

「キュキュキュ」と繰り返し鳴いているのが分かりますね。

また、採食している植物につかまり、落ちないでいられるバランス感覚の良さも映像でよくわかります。

鳴き声の種類や意味

地鳴きは「チュィーン」「ジュッジュッ」などです。

他にも「キュキュキュ」、「チュッ・チュッ」などと鳴きます。

鳴き声は濁ったように聞こえます。

まとめ

ベニヒワ まとめ

ベニヒワの生態や鳴き声についての詳しいまとめ記事、いかがでしたでしょうか?

ここで、本記事のおさらい、振り返りをしてみましょう!

□ベニヒワの英語名はCommon Redpoll=「どこにでもいる赤い頭」
□ベニヒワの学名はCarduelis flammea=「アザミ、鮮やかな炎のような色」
□大きさは14cmほど
□頭部〜体の下は白色〜灰色。背〜体の上面は淡い茶色、黒褐色の縦斑。
□翼と尻尾は黒褐色、尾羽には切込み。くちばしは黄褐色、足は黒色。
□オスは額、あご、胸の上部が紅色。メスは額だけが紅色。
□雑食で、シラカバの種、草の種、果物、昆虫も食べる
□渡りを行う。日本海側の島嶼(とうしょ)などを通過
□逆さまの態勢から種をついばむことができるバランス感覚の持ち主
□生息地は、ユーラシア大陸と北米の冷帯以北
□鳴き声は「チュィーン」「ジュッジュッ」「キュキュキュ」「チュッ・チュッ」

鮮やかな赤い頭の小鳥に出会ったら、それはベニヒワかもしれません!

雪国では白い雪に赤い頭が映えるベニヒワを、見つけられるといいですね!

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