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アカハラの生態や特徴、生息地について

見た目が可愛らしく、色鮮やかな羽をもつものもいる鳥たち。

空を飛ぶ生き物であることから、なかなか近くで見ることができず、どこか憧れを感じる人もいるかと思います。

バードウォッチングといって、野鳥を観察することを趣味とする人もいるでしょう。

今回は、赤い羽毛が特徴の、アカハラについてご案内いたします。

何処に住んでいて、どうやって見分けるのか、特徴なども見て行きましょう。


アカハラの特徴

アカハラ 特徴

アカハラは、スズメ目ツグミ科に属する野鳥です。

ここでは、アカハラの身体の大きさや色の特徴などをご案内いたします。

大きさや重さ

まず体の大きさですが、全長は約24センチ、重さは約70グラムと言われています。

日本で多く見かけるスズメの大きさは成体で約21センチですので、それよりも一回り大きいと思うと、イメージしやすいかもしれません。

しかし、日本のスズメの重さはおよそ24グラムですので、アカハラはスズメに比べて2倍以上も重いことが分かります。

渡り鳥として広い海を渡るために、長く飛ぶための筋肉が発達しているのだと予想されます。

体の色や特徴

アカハラは、頭部や背中、羽は茶色です。

お腹は鮮やかな赤や橙色をしているため、他の鳥と見分けやすいです。

身体の形はいたって普通で、頭部の丸さと滑らかな背中、ふっくらとした胸の羽毛がスズメに良く似ています。

シンプルな見た目に、赤いお腹が良く目立つので、アカハラと名付けられるのも納得がいくかもしれません。

メスは喉が白い固体が多い

雄と雌の見分け方は、雌には喉のあたりが白くなっている個体が多いことです。

番となって飛んでいるアカハラを見かけたら、喉のあたりが白いほうが雌である可能性が高いです。

アカハラの寿命

アカハラ 寿命

アカハラの寿命は正確には分かっていないことが多いです。

それは、巣立った後分散してしまうのと、渡り鳥であるため個体を観察しづらいためです。

ですが、同じスズメ目である雀は、野生で2~3年、保護下においては10年ほど生きると言われておりますので、アカハラも同程度生きるかもしれません。

しかし、野生にはアカハラにとっての天敵も多く、全部の個体が無事に寿命を迎えられるわけではなさそうです。

アカハラの生態

アカハラ 生態

アカハラは本州中部より北の平地や高原などで、夏になると飛来し、繁殖をします。

主に平地から山地にかけて、森林を住処とします。

パートナーを見つけてつがいとなったアカハラは、半径150メートルほどの範囲を縄張りとします。

木の上に細枝やコケなどを泥で固めた、お茶碗の形をした巣を作ります。

5月~8月ごろ産卵し、3個から5個ほどの卵を産むと言われています。

雌が卵を抱っこしてから、およそ10日から2週間ほどで孵化します。

ヒナは生後二週間ほどで巣立つと言われています。

同じ仲間にシロハラという種類もおり、アカハラと似た身体つきをしていて、名前の通りおなかは白いです。

シロハラはアカハラが夏鳥であるのに対して、冬鳥として日本に飛来する渡り鳥です。夏にアカハラ、冬にシロハラが日本に渡って来てくれるというのはとても面白いですね。

「落ち葉返し」で餌を食べる

アカハラは落ち葉に頭をいれて葉っぱをひっくり返すことで餌を探します。

この特徴的な餌の探し方は、「落ち葉返し」と呼ばれています。

餌となる昆虫などが葉っぱの下に潜んでいないかを探すために、葉っぱをひっくり返すと言われています。

こちら、アカハラの落ち葉返しの様子を撮影した動画です。

くちばしを使って、勢いよく落ち葉をひっくり返しているのが分かります。

時々、口の中に入ってしまったのか、泥をぺっと吐き出している様子が分かります。

食性

アカハラは雑食です。果実も食べますが、主に動物食です。

特に好むのは昆虫類やミミズです。

これらは落ち葉の下に潜んでいることが多いので、落ち葉をひっくり返して餌を探すというわけですね。

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森林に卵を産んで繁殖をする

アカハラは、餌となる昆虫やミミズ、果実が多く手に入る森林地帯を好んで生息します。

ですので、巣をつくる場所も、産卵し子育てをする場所も森林の場合が多いのです。

アカハラは子どもが巣立つまで子育てを行います。

巣の周辺から芋虫などを捕ってきて、雛たちに与えます。

アカハラの生息地

アカハラ 生息地

アカハラの生息地は、中国南部や台湾、フィリピンの北部です。

夏になると繁殖のために日本へ飛来すると言われています。

日本では主に本州の中部以北に生息し、繁殖を行うと言われています。

冬になるとアカハラは中国南部やフィリピンなどの暖かい地域に渡って過ごすと言われています。

亜種がいる!

アカハラには、生態が少し違う種類(亜種)がいます。

たとえば、身体が少し大きい、オオアカハラという種がアカハラの亜種ということです。

オオアカハラはアカハラよりも体がやや大きく、くちばしがやや太く長く、雄は頭の黒色味が強いとのことですが、それを識別するのは難しいようです。

アカハラの鳴き声

アカハラの鳴き声は、「キョロロン キョロロン チー」または「キャランキャラン ツィー」等と表現されますが、実際どんな鳴き声なのかを、動画で確認してみましょう。

アカハラのさえずり

可愛らしく、キョロロンッと鳴いていますね。とても綺麗な鳴き声です。

バードウォッチングで良く見れる!

アカハラは、バードウォッチングでも比較的簡単に出会うことができる鳥です。

お腹が赤く特徴的なので見分けやすく、さえずりも分かりやすいので他の鳥と聞き分けがしやすいのです。

また、落ち葉を返すときのガサガサという音でも見つけやすいので、特別な用意や対策等をしなくても、比較的簡単に出会える可能性があります。

まとめ

アカハラ まとめ

今回は、アカハラについてご案内いたしました。

鳴き声がとても可愛らしいですよね。

内容を振り返って見ましょう。

・アカハラは赤いお腹が特徴のスズメの仲間で、日本では本州の中部以北で見れることが多い。
・アカハラは主に昆虫やミミズを食べるため、餌を探すときは「落ち葉返し」を行う。
・アカハラの鳴き声は「キョロロンキョロロンチー」と、比較的聞き分けやすい。
・アカハラはバードウォッチングでも出会いやすい鳥である。

いかがでしたか?

落ち葉をひっくり返して餌を探すというのはとてもユニークですね。

アカハラのさえずりや落ち葉を返す音を頼りに探して、野生のアカハラに出会ってみたいですね。

バードウォッチングを行うときは、彼らをびっくりさせないよう、そっと近づいてあげてくださいね。

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