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コルリってどんな鳥!?生態や特徴・鳴き声について

青いきれいな鳥といえばコルリです。

今回は小さくてきれいなコルリについてまとめていきます。

どのような特徴を持ち、どのような生態なのか、ぜひコルリについて詳しくみていきましょう。


コルリの名前の由来

コルリ 名前 由来

コルリという名前ですが、コルリは小型の鳥です。

小さい鳥ここからコが来ています。

そしてオスのコルリは上面が瑠璃色です。

小さい瑠璃色の鳥ということでコルリという名前が付けられるようになりました。

漢字表記・英語名・学名

コルリの漢字表記は小瑠璃、英語表記はSiberian Blue Robin、学名はLuscinia cyaneといいます。

コルリの特徴

コルリ 特徴

コルリがどういった特徴をもつ鳥なのか知っていますか?

まずはコルリの大きさや見た目の模様や色、オスとメスの違いについてなどをみていきましょう。

大きさ

コルリの大きさは14となっています。

だいたいスズメと同じくらいですね。

見た目の模様・色

見た目の特徴ですが、コルリはオスとメスによって色が異なっています。

模様はオスもメスも目の先から胸にかけて黒い模様が入っています。

まん丸としたつぶらな瞳がキュートな鳥で、脚が長く細いのが特徴です。

オスメスの違い

オスとメスの違いは色です。

オスは名前の由来にもなっている瑠璃色をしています。

性格に言うとダークブルーですね。

ダークブルーとホワイトのツートンカラーとなっています。

目元は黒です。

そのため目がどこにあるのか分かりずらいです。

一方メスはオスと比べて色が地味です。

メスはオリーブの褐色となっています。

上面はよく見ると青みがかっています。

オスが派手でメスが地味な色なのはなぜ!?

コルリはオスが派手でメスが地味な色となっています。

このようにオスの方が色が派手な鳥は他にもいます。

人間は男性よりも女性の方が明るい色を着る方が多かったりと派手ですよね。

なぜ鳥はオスの方が派手なのか、それはメスにアピールするためです。

鳥の世界ではオスは派手な色がモテます。

それはただかっこいいからという理由だけではありません。

動物は敵から身を守るために自然に溶け込みやすい地味色であるのが正解です。

派手な色であればあるほど敵から狙われやすくなるからです。

「派手な色をしていても敵にやられていない俺って強いんだぜ!」とメスにアピールしているのです。

鳥の世界では強い鳥でなければメスと結ばれることはありません。

メスはアピールしなくていいのかと思われる方もいるでしょう。

実は鳥の世界ではメスはオスに向かってアピールはしないと言われています。

オスが寄ってくるんです。

女性からするとちょっとうらやましい話ですよね。

またメスは抱卵しなければならないので敵から身を守るため色が地味であると言われています。

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コルリの寿命

コルリ 寿命

コルリをはじめ、野鳥の寿命は正確には分かっていません。

しかしコルリは小さい鳥です。

小さい鳥の代表ともいえるスズメは寿命が約1年なんだそうです。

もちろん1年以上長生きするものもたくさんいます。

コルリもだいたいスズメと同じくらいの寿命であるといえるのではないでしょうか。

コルリはスズメと同じスズメ科ですしね。同じくらいとみていいでしょう。

コルリの生態

コルリ 生態

コルリは何を食べてどのように生活しているのでしょうか。

コルリの生態についてみていきましょう。

主に昆虫類を食べる

コメリは動物食です。

小さい体ではありますが、昆虫などを主な餌としています。

単独で生活をする

コメリは群れを作りません。

そのため基本的には単独で行動しています。

繁殖期

コメリは繁殖期になる5月~7月になると縄張りを作るようになります。

そして巣を作るのですが、巣は倒れた木の下などに枯葉、根を使ってお椀のような形をしたものを作ります。

基本的にはメスのみで卵を温めていきます。

卵は1回で4個~6産んでいきます。

コメリはよくジュウイチというカッコウ属に分類される鳥の托卵と対象とされることがよくあるのだそう。

なぜ騙されてしまうのか謎でしょうがありません。

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コルリの幼鳥の特徴

コルリ 幼鳥 特徴

コルリの幼鳥は警戒心がとても薄いのだそう。

警戒心が薄いので人間の方によってくることもあるんだとか。

かわいいですよね。

しかしいくらかわいくても捕獲はしたらだめですよ。

コルリの生息地・分布

コルリ 生息地

低山地~亜高山帯にかけてコルリは生息しています。

とくに落葉広葉樹、混交林で見られることが多いのだそう。

分布ですがインド北東部、インドネシア、カザフスタン、シンガポール、タイ、韓国、中国、朝鮮、ネパール、フィリピン、ブルネイ、マレーシア、ミャンマー南部、ラオス、ロシア南東部、そして日本に分布しています。

分布している国を見ると、広く分布しているということが分かります。

日本には夏鳥として渡ってきています。

そのため繁殖は日本で行うそうです。

コルリの鳴き声

コルリの鳴き声はまず「チッ チッ チッ」と伴奏が入ります。

そしてそのあとに「ピーピリピリ」「チンチチュルル」といったような美しい鳴き声で鳴きます。

鳴き声の種類と意味

伴奏ありのきれいな鳴き声はさえずりといって繁殖期に聴くことができる鳴き声です。

コルリの鳴き声はコマドリとよく似ています。

しかしコルリは伴奏が入るので区別がつきやすいようです。

>>三鳴鳥の1つ「コマドリ」の鳴き声や特徴についてはこちら♪

日本三鳴鳥の1つ!コマドリの鳴き声や特徴、卵などのまとめ。

コルリの飼育は禁止されている

コルリ 飼育 禁止

野鳥であるコルリの飼育は法律で禁止されています。

もし飼育していることを知られてしまった場合、1年以下の懲役また100万円以下の罰金となるそうです。

怪我をしているコルリを見つけた場合でも勝手に保護することはできません。

まずは市役所等に連絡、土日で開いていない場合はペットショップに連絡するようにしましょう。

保護の場合でも違法となるケースがあるので注意して下さい。

まとめ

コルリ まとめ

いかがでしたか?今回はコルリについてまとめていきました。

 

☑オスはダークブルーでメスは褐色でオスの方が色が派手できれいである


☑動物食で昆虫を餌としており単独行動を行う


☑メスのみが抱卵を行う


☑ジュウイチに托卵されてしまうことがある


☑伴奏付きのきれいな鳴き声で鳴く

 

このようなことが分かりました。

きれいな色をしていることからバードウオッチャーたちから人気となっています。

ぜひバードウオッチングをして見つけてみてはいかがでしょうか。

>>「オオルリ」の生態や鳴き声、オスメスの違いについてはこちら♪

青い鳥!オオルリの生態や鳴き声・オスメスの違いについて

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